2014年8月2830日の、情報デザインフォーラムin函館に参加してきました!
私は2日間しか参加できませんでしたが、かなり深く、そして楽しく学ぶことができました。

まず、1日目。


はこだて未来大学に集合。

IMG_0761.JPG

IMG_0765.JPG

IMG_0426.jpg
はじめに主催の原田泰先生からワークショップ開催の経緯と意図、思考方法と諸注意、課題と最終到達点が共有されました。


<経緯>
この「情報デザインフォーラム」、普段は東京での開催が中心とのこと。今回は函館で「情報デザインのワークショップ」という本の出版記念で、開催されました。函館では今後も、継続して開催していきたいと、原田先生がおっしゃっていました。


<テーマ>
函館について「観光地としてではなく、生活空間としての函館の価値」を妄想しよう!というテーマでした。サブタイトルは「はこだてX(エクスペリエンス)」。函館の街を自分の目で見て体験し、いったい函館の何がピンチなのか、地方都市としてどのような問題に直面しているのかを体験したうえで、未来の価値ある函館を描くことが目的です。

特に函館の悩みでもある、
・観光は単発的で、持続性がない。
・人口は流出している。
・サービスは消費されるだけ。
そういった部分にフォーカスし、「持続性があり、多世代に向けた、創造型の」デザインが求められている現状を把握することとなりました。


<課題>
具体的な到達点としては「4年間函館で生活することになった人の生活で必要なデザイン、支援ツール」を可視化させることでした。

チームに分かれ、函館を観光地としてではなく生活の場として、肌で体感し函館の街にふれあい、現状を把握したうえで「+アルファになるもの」を見つけるというミッション。

また、今回は「NGワード」が設定されていました。
NGワードは「誰でも、便利に、簡単に」。マイナス面を補うような、日常のサービスを考案するのではなく、函館に定住したくなるような生活の要素を発掘し、価値として見いだすことが意図としてあったためでした。実際このNGワード、ワークショップ中何度かしゃべりそうになりましたが、ぐっとこらえましたし、こらえることで思考がきゅっと引き締まりました。


<思考方法>
今回のデザインフォーラムにおける思考方法について、原田先生からアドバイスがありました。
「ある目的(ゴール)に向かって視野を広げる」のではなく、
「広がった視野から一つの着地点を見出すこと」が、短期間のワークショップで結果を出す近道であるとのこと。


<チーム編成と自己紹介タイム>
さて、いよいよチームに分けれて、顔合わせです。
大学生、社会人、教員という属性ごとのチームに分かれてのワークショップでした。
それぞれの結果に差が出やすいようにするためでしょうか。

私が所属した社会人チームは、東京勢が5名(初日は、楽天の脇坂さんが不在)と、札幌勢が(私を含め)2名という7人構成でした。
函館への移動手段を含めた自己紹介が済み、その他にも函館に来た回数、時期、持っている情報(人口、地形、風土)観光地としての見方など色々なことをお互いに話し、意識合わせをしました。

共通していたことは、函館を観光地であるということを切り離さずに考えたときに、函館に住む地元民が函館に対して抱いている印象は必ずしもポジティブなものはないかも、ということです。

これについて話を具体化するために、29才の男性、銀行員というペルソナをたて、東京から函館に転勤になり4年間住むという設定を軸に据え、「東京と比較して優位に立てるような函館の魅力」を考えるという方向性をたてて、以降のフィールドワークにのぞみました。
IMG_0428.jpg


<1日目:フィールドワーク>
夕ご飯を自分たちで用意すること(作る場合は施設利用可)。
函館市民の目線に立つ第一歩として、函館のスーパーで普通に買い物をし、普通の夕ご飯を作ることにしました。各々函館の街に触れることを前提に行動していたので、とりわけ大きな事件があるわけでもなく、北海道ではメジャーな「ジンギスカン」の材料を購入しました。

材料を調理室に置き終わると、ほどよい時間。時間的な都合と、函館に対する情報の少なさを考慮した結果、それぞれ単独で函館市内を散策し、課題解決の糸口を見つけに行くことになりました。実はこれは自然な流れでもあり、無理に一つのチームとして一つの視点で見る、ということを避けた方がよいのでは?という提案がメンバーの一人から出たためです。

単独の函館散策から戻った後は、食事を作り、メンバーの一人である木村さんの誕生日を祝ったりと親睦を深めました。

IMG_0771.JPG

1日目の行程をすべて終え、函館の街をみて気づいたことをシェアしました。

IMG_0437.jpg

2日目で「深堀したいこと」だけを整理しておき、この時点では結論を急がないこととしました。
最後に明日のフィールドワークの集合場所と時間、最初の目的地を決め解散しました。

IMG_0439.jpg

2日目へつづく。